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教員・修了生の声

教員・修了生の声

修了生の声

人生をデザインするのは私自身!
MBA取得で拓いた新しい生き方

玉利一美さん

Kazumi Tamari

玉利一美さん

仕事を通じてMBA取得者の優秀さを実感

MBAを志したきっかけは、仕事を通じて多くのMBA取得者に出会い、刺激を受けたことでした。外資系企業に勤務していたので、海外の支店の方々と仕事をする機会が多かったのですが、尊敬する方のほとんどがMBA取得者だったのです。思考力が高く、知識も豊富で、人間力の高いばかり。「彼ら彼女らのように、もっと知識やスキルを身につけ、自分自身を高めていきたい」と、MBA取得を志すようになりました。

学校選びにも時間をかけました。様々な学校を比較検討し、入念にリサーチした結果、選んだのがBOND-BBT MBAプログラム(以下BOND-BBT)でした。主な理由は以下の通りです。

まず、BOND-BBTなら、海外MBAをオンラインで受講できることです。勤務先である外資系企業で役立つよう海外MBAは必須条件。さらにキャリアを中断したくなかったので、オンラインであることも重要でした。BOND-BBTは海外MBAをオンラインで取得できる先駆的な大学院ですから、絶対的な信頼感があります。授業内容が充実していたのも決め手となりました。

さらに、オーストラリアのBOND大学のキャンパスで授業を受けることができる「STUDY TOUR」が導入されていることも決め手となりました。通常の授業はライフスタイルに合わせてオンラインで学習したかったのですが、せっかく学ぶなら、オンラインだけで終わらず、現地でリアルに授業を受け、先生やほかの学生とも対面してみたいと思いました。

これらの要望をすべて満たし、新たなビジョンが描けると思い選んだのがBOND-BBTでした。

隙間時間や通勤中に効率よくオンライン学習

授業が始まると、仕事と子育てを両立しながら、勉強をするハードな日々がスタートしましたが、自分の予定に合わせて学習できるというオンラインの利点を生かし、通勤中や隙間時間に効率的に受講できました。レポート作成や授業の準備は平日と休日の夜に、子供を寝かしつけた後に集中しておこないました。子どもと過ごす時間と勉強する時間にメリハリをつけたこと、さらにオンラインの利点を効率よく学習に取り入れたことで、学習を進めることができました。

各科目で行なわれるディスカッションもオンラインです。それぞれの課題に即してインタラクティブに議論を交わすのですが、バックグラウンドが異なる学友たちの思考は興味深い内容ばかり。熱い議論を交わすうちに時間を忘れてしまうこともありました。クラスメートが集結し、夜遅くまで意見を交わすことができるのは、まさにオンラインならではの特徴といえます。

魅力的なカリキュラムで学習意欲が高まる

BOND-BBTは、生徒の学習支援が充実しているのも特徴です。特に私が活用したのは、ノンネイティブの学生を対象にした「Academic Skills Center」(以下、ASC)です。週1回30分間、先生のアポイントを取ることができ、課題レポートやエッセイについて表現や文法のアドバイスをしてくれる制度です。予めレポートをメールで送って読んでもらうこともあれば、その場で読んでアドバイスをくれる場合もあります。「この文法、日本人が間違えやすいんだよね」なんてジョークを交えてお話してくれるので、私にとって楽しみな時間でした。

入学前から英語力をつけるよう努力はしていたつもりですが、仕事で使っていた実用的な英語と異なり、MBAではアカデミックな表現が求められます。私は毎回ASCを活用して、エッセイを書く際の構造やクリティカル・シンキング・スキルを磨きました。また、「先生と英語で会話するチャンス!」とも思っていました。先生方の中には、ネイティブではない学生にゆっくり話をする方もいらっしゃるのですが、私はネイティブの方と同じ速度で話してもらいたくて、スピーキング力を鍛えるよう心掛けていました。

そしていよいよ、BOND-BBTの集大成「STUDY TOUR」に参加しました。一年目はコロナ禍のためオンライン受講でしたが、2年目(2023年1月)は現地で参加することが可能となりました。念願のであり、憧れっだった「STUDY TOUR」。日本では、子育てと仕事に追われながら学習していたのですが、勉強に専念するために、子どもは預けて一人で渡豪しました。現地では、一年間のビジネスプランを発表する「Business Planning for Entrepreneurial Ventures PartB」という科目を受講し、平均3~4人のグループでビジネスプランを立案発表します。発表にあたり、アドバイスをくれたのは、ASCでお世話になった先生で、実際にリハーサルに立ち会って下さり、アイコンタクトやジェスチャーなども含めた包括的なプレゼンテーションの指導をしてくださいました。もちろん、発表は大成功!私にとって「STUDY TOUR」は、勉強だけにフォーカスできた贅沢で貴重な時間だったと思います。

このように、BOND-BBTには、魅力的なカリキュラム、優秀で刺激的な先生や仲間、そして学びを深められる制度と、自分が求めていたものがすべてが整っていますした。こうした環境のおかげもあり、私は成績上位優秀者を表彰する制度である「First in Class」を多数受賞することができ、さらに今年度の卒業生の中から一番優秀な成績を修めた生徒に贈られる「Lisa MacCallum賞」に、光栄にも選出していただきました。

応援してくれる家族のために

MBA取得を目指している方の中には、子育て中の方も多いと思います。実際、私もMBA取得を検討し始めた頃は子育て中で、子どもが小さく、まだまだお世話が必要な年齢でした。入学前は「MBAに挑戦したいけど、子育てをいい加減にしたくない」…と悩んでいたのも事実です。そんな中、入学を決意できたのは、「今しかない!」という気持ちと、家族の理解とサポートがあったからに他なりません。

入学してみると、多くの方々が子育てをしながらMBA取得を目指していたことに驚きました。STUDY TOURでも、私は家族に子どもをお願いしましたが、お子さんと一緒に参加している学生の方もいらっしゃいました。「子育て中だから勉強できない」「子どもが大きくなるまでは時間が作れない」とMBAに挑戦するのをためらう方も多いかもしれませんが、子どもがいても決して不可能ではないといえます。

私自身、応援してくれる家族がいるからこそ、辛くても頑張れましたし、勉強している姿を子どもにも見せたいと思っていました。心からの感謝を込めて、オーストラリア現地の卒業式には家族を招待し、一緒に出席してもらいました。子供がもう少し大きくなって一緒にMBAのことを話せる日が来るのが今から楽しみです。

人生をデザインするのは私自身

BOND-BBTでの学びを修了した今、私は新しいステージに向けて歩み始めており、
まずは仕事の場に還元できるよう努めています。例えば、お客様へのプレゼンテーションでは、いかにロジカルに伝えるかをより意識するようになり、仕事関係者からも「分かりやすかった」との言葉を頂ける機会が増えました。特に嬉しかったのは、自分で想像していなかった「新しい自分」に気づけたことです。これまでの私は控えめな方で、リーダーになる性格ではないと思っていたのですがMBA取得後は自分に自信がつき、以前より積極的に業務に関われていると思います。

また、人脈が広がったことで新しい世界が広がりました。クラスメートとの信頼関係は、卒業後さらに深まり、これからの人生についてよく話し合うなどして刺激をもらい続けています。「オンラインMBAだと仲間ができにくいかも…」と悩む方がいらっしゃるかもしれませんが、正直、全くその心配はいりません。中にはビジネスパートナーを見つけたという方もいるほどです。BOND-BBTの修了生に共通していることは、誰もが「自分の人生を心から楽しんでいる」ということですね。

最後に、BOND-BBTを修了して一番感じているのは、自分自身の人生の捉え方が変化したことです。思考力がより広く、深くなり、物事への感じ方が大きく変わりました。MBAの学びは、人間性にも影響するのだと実感しています。私が職場のMBA取得者たちから刺激をもらったように、これからは自分が影響を与える側に立てるようになれたら素敵だなと思っています。人生をデザインするのは、私自身!BOND-BBTの学びを誇りに、これからの未来に向けて歩みを進めていきたいと思います。

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