海外にいても、日本を含めたグローバルな
経営戦略を学ぶことができています。
寺田 環さん
Tamaki Terada
46期生(2016年9月入学〜2019年2月修了)
スターツインターナショナルオーストラリア シドニー支店 支店長
学んだStrategy & Innovationを、
グローバルで実践していきたい。
現在、日系不動産会社のシドニー支店長として、日本企業のオーストラリア進出や、日本からの不動産投資のサポートを行っています。企業の新しいオフィスの立ち上げや日本人駐在員の住宅のサポート、進出を検討している企業へのコンサルティングなどをメインとしながら、個人の方のオーストラリアへの不動産投資を物件選びから管理までトータルサポートしています。業務は幅広く、お客様のサポートから会計、マネジメントと、ジェネラリストとしてのスキルが必要です。特に会計業務、経営についてスキルを学びたいと考えていたところ、知人からBOND-BBT MBAを奨められ、シドニーで働きながらの受講を始めました。オーストラリアの大学で学ぶことも考えましたが、特に経営戦略については経営コンサルタントである大前研一さんから学びたいと思ったため、英語と日本語で学ぶことができるBOND-BBT MBAを選びました。
「Strategy & Innovation」という科目は、毎週、大前さんがRTOCSという、ある企業をターゲットとした経営戦略について方向性を導きだします。大前さんが結論を出す前に各自で方向性を出す課題は大変でしたが、8カ月間、様々な企業、業界の分析をしてみて、日本の企業の動きを海外から知ることができました。また、問題があった場合にどのように解決策を導き出せるかは実践的で勉強になりました。イノベーションについても毎回ビジネスアイデアを発案する課題があり、新しいビジネス戦略を構想することにより発想の柔軟性や構想力が高まりました。「Business Plannning for Entrepreneurial Ventures」という科目では、日本にいる同期のクラスメートと4人のチームを組んで、アクティブシニア向けのビジネスプランをプレゼンに向けて準備中です。1時間の時差はありますが、オンラインで毎日のようにディスカッションをしています。同期とは、一度目のスタディツアーの際にBOND大学ではじめて会ってから、さらに関わりが深くなりました。勉強がハードで苦しいときも乗り越えてこられたのは仲間がいたから。知識が増えるという以上に、社会人になってから志を持った仲間ができることが大きな財産だと感じています。海外で働いているとはいえ、まだまだ日系企業がグローバルビジネス化されていないことも多いと感じており、学び続けることで、常にグローバルの目線でイノベーションを起こしていきたいと考えています。
- —勉強のスケジュールは?
- 平日は出社前の朝に勉強しています。夜は、仕事から帰ってから日本にいるクラスメートとオンラインでミーティングをしたりしています。インプットは頭の冴えている朝に集中し、アウトプットは夜に行います。それでも平日はなかなか時間がとれないので、あとは週末に勉強しています。
- —モチベーションの保ち方は?
- 世の中の動きはスピーディで、世界のビジネスは革新を続けています。その流れに遅れをとらないように知識を習得し、実践で使いたいという想いがあるからこそ、大変さを感じつつも続けられていると思います。また、一緒に勉強する仲間がいるので、わからないところを勉強会で教えあったり、未来を語り合ったりできることもモチベーションになっています。