一度しかない人生。その可能性が
大きく広がっているのを感じます。
中尾洋隆さん
Hirotaka Nakao
43期生(2015年5月入学~2017年10月修了)
金融サービス企業勤務 戦略マネージャー
自分の能力がどのくらいのものなのか。
他流試合をして確かめたかった。
マネジメントのポジションが上がっていけば、日本人でも外国人でもMBAホルダーの経営層とのミーティングは増えてきます。そのときの共通言語として、MBA取得は間違いなくプラスになるよと経営層の方から勧められたのが、学び始めた一つ目の理由です。二つ目は、自分の能力を確かめるため。金融機関の保険部門でキャリアを歩んできて、その領域では自信はありました。ただ、ビジネスの世界全体を見回して、もし全く異なる業界でマネジメントをするとなったら自分は通用するのか。今の仕事を続けながら、業界も違う人たちと他流試合ができるよい機会だと捉えて、学び始めました。キャリアを中断するリスクもなく、アジア・パシフィックで知名度のあるBOND-BBT MBAを選びました。実際に始めてみたところ、本当にすべてが新鮮でした。自動車、電機、医薬品などメーカーの方々を中心にバックグランドは様々で、責任あるポジションの方も多かったり、30分ほどで1万字以上のハイレベルな投稿をする超人的な方など、クラスメイトは刺激的でした。課題をやりながら、お互いに仕事で悩んでいるところが話題となることも多く、金融業界だけで仕事をしているとなかなか出てこないアイデアをいただくことも多かったです。すぐ翌日に、自分の仕事に活かせることも多々ありました。
驚いた「AirCampus®」の熱さ。
業界も国境も超えた真剣勝負の場。
他の海外オンラインMBAにも、チャット形式のコミュニケーションツールはありましたが、BOND-BBT MBAの「AirCampus®」の完成度には驚きました。これはもうオンラインを超えているなと。グループワークをかなり重視していて、国内だけでなく海外の方も参加して盛んに行なわれていました。ディスカッションでは、丁々発止の真剣勝負が行われ、もし対面での議論なら相手の胸倉をつかんでいそうなくらい(笑)、熱のこもった議論もしょっちゅう。ふだんの仕事では出せないような尖った意見をぶつけあえる貴重な場でした。その議論のプロセスが、時間が経ってからでも、裏付けの資料データとともにキャンパス上で読めることも嬉しい仕組みでした。そして、楽しくも苦しい「スタディツアー」。課題が出されてから2、3日後にはクラスでプレゼンをする日々は、「終わってから寝よう」と励ましあいながら、寝る間を惜しんで取り組みました。これも良い経験になり、多くの仲間もできました。持っている力を精一杯出せば、こんなにもやれるものなのだと。BOND-BBT MBAで学んだことは、キャリアアップだけに限らず、自分で事業を起こすこともできることに気づかせてくれました。一回しかない人生を、一日を大切にもっと「たのくるしく」していきたいと思います。
- —勉強のスケジュールは?
- 朝晩の通勤の時間、オフィスでの昼食の時間、退社後の深夜の時間を勉強にあてていました。1日合計、3〜4時間です。とにかく考えることが大事で、それは仕事中でも寝る前でも(ある意味寝ている時も)いつでもできるので、初めはちょっとの時間から、そして徐々に考える時間を増やしていくことが大切と考えます。考えたことはその都度、書き溜めておくと「AirCampus®」への投稿やレポート作成の際に使えます。私はスマホのメールがメモがわりでした。
- —モチベーションの保ち方は?
- 家族の支えがあってこそ、これだけ勉強できたと思います。最短で修了し、家族の負担を少しでも軽くしたいという一心で、しんどいときも乗り越えてきました。自身を振り返ってみて、講義内容、課題や投稿に向き合って考えることが十分できてさえすれば、投稿もレポート作成も難なく乗り越えられると思います。