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英語力に自信がなくても海外MBAは取得できる?
修了生に聞くMBA英語克服の秘訣

英語でMBAを取得する意義とは?

ビジネスのグローバル化が進む中、英語力はビジネスの世界で活躍するための必須スキルです。特に、海外勤務や外資系企業でのキャリアを考えているビジネスパーソンにとって、「英語で考え、英語で決断できる力」 は欠かせません。

ビジネスの専門知識と高い英語力を同時に養えるプログラムとして知られるのが海外MBAです。英語でMBAを学ぶことで、実践的な英語力が身につくため、世界各国のビジネスパーソンが取得をめざしています。しかし、「英語の勉強をほとんどしていない」「仕事で英語を使う機会がない」 と英語力に不安を感じる方も多いでしょう。そこで本記事では、英語でMBAを取得するメリットや、不安を克服する方法を詳しく解説。MBAの英語力について様々な観点から考察していきます。

「英語力=キャリアアップ」は本当か?

MBAには、大きく分けて国内MBAと海外MBAがあります。ビジネスの専門知識と高度な英語力、その両方を身につけたい人は、海外MBAを選択する場合が多いでしょう。

【参考】国内?海外?オンライン?自分に合った選び方

それでは、英語力はキャリアアップにどのような影響があるのでしょうか。
EF EPI(英語能力指数) のデータによると、英語力のある人は企業内での昇進率が向上する傾向があり、英語でコミュニケーションができる人はビジネスの上でも信頼関係を構築しやすいとされています。他にも、多くの調査で「英語力が昇進に結びついた」「キャリアチェンジに有効である」と実感している人は多く、英語力とキャリアアップが相互関係にあるといえます。

英語力を身につけると実現するキャリアアップの例

☑️ 外資系企業への転職が有利になる
☑️ 社内での昇進や海外勤務へのチャンスが増える
☑️ 海外企業との取引や交渉がスムーズに行えるスキルが身につく
☑️ 多国籍の社員とのコミュニケーションに役立つ

このように、実践で役立つ英語力を身につけることは、キャリアの選択肢を大きく広げ、ビジネスチャンスを掴む重要な要素であるといえます。

英語スキルを上げてからMBAを受講するべき?

海外MBAに入学する際の一般的な英語のレベルは、以下が目安とされています。
海外MBAの英語力目安
では、英語力に自信がない人は、どのように海外MBAに挑戦すればよいのでしょうか。そこで、入学前に様々な英語の悩みを抱え、克服してきたBOND-BBTの受講生の声をご紹介します。
海外MBAの英語力目安
このように、英語教材を使って独学をするよりも、実際に英語で議論し、ビジネスプランを書くなど、アウトプットしていく方が定着率は高いと感じる修了生が多くいます 。「英語力をつけてからMBAに挑戦しよう」という選択もありますが、かえって遠回りになってしまいます。英語だけ勉強しても、英語の向上はなかなかできず。英語を使ってMBAを勉強すると、英語の上達も早くなるのです。

修了生が語る!英語力の不安は学びながら克服

次は、BOND-BBTでMBAを取得した修了生たちがどのように英語を学習したのかを、具体的に事例でご紹介しましょう。

「英語を英語のままで理解できるようになった」

中村和歌子さん(52期生)

海外MBAを選んだ理由

海外勤務の経験から、実践的なビジネス英語の重要性を実感。ビジネスの現場で役立つ英語力を身につけるために海外MBAを受講した。

MBAの英語学習

特別な勉強はしていない。英語の講義を自分が理解できるまで繰り返し聴くことでヒアリング力は大幅に向上した。その結果、英語を英語のまま理解できるようになった。

修了後の感想

英語力向上によって、英語でのコミュニケーション力を養うことができた。そのおかげで、現地の先生方やクラスメイトと打ち解けるようになった。

「実践的な学びの中で英語を使う方が伸びると実感」

深野正嵩さん(56期生)

海外MBAを選んだ理由

外資系企業に勤めていたため英語を使う機会はあったが、周囲との英語力の差を実感。さらなる英語力のスキルアップをめざして海外MBAに挑戦。入学前に少し英語のスキルアップに取り組んだ。

MBAの英語学習

BOND-BBTの学習サポート「Academic Skills Center」を活用。作成したエッセイやレポートのチェックバックを通じて、ライティング力が大幅に向上。ファイナンス、エコノミクス、アナリティクスなど、数字を扱う分野は、英語で学んだ方が理解しやすい分野がある。

修了後の感想

「英語を勉強しないといけない」と考えるより、英語を使って何かを勉強するとか、何か新しいことを知るように心がけると、自然と英語も上手くなる。一般的な英語教材で学ぶより、実践的な学びの方が向上する。その点、BOND-BBTは、ビジネスの実践的な学びの中で英語を使うため、修得率が良く、「これは伸びる!」と実感できた。

「伝えようとする気持ちが相手に伝わる」

陳明さんのケース(63期生)

海外MBAを選んだ理由

今後のキャリアにおいて英語は必要になると思っていたので、現場で生かせる高い英語力を養うために海外MBAの修得を決意した。

MBAの英語学習

英語のテキストをたくさん読み、先生の講義の録音を理解できるまで何回も繰り返して聞くことでビジネス英語に慣れていった。プレゼンテーションでは、自分の英語が通じるのか不安はあったが、「思ったより通じる!」という感覚が得られた。完璧な英語でなくても、伝えようとする気持ちがあれば相手は理解してくれるのだと実感した。

修了後の感想

特に意識して英語の勉強をしたのではなく、毎回の講義を確実に理解できるよう努めた。実際、英語に向き合ってみると、「英語って難しくない!」と感じるようになった。「自分の母国語には叶わない」という言語上の弱みも、ビジネススキルと英語力を培ったことで、弱みを強みに変えることができた。

「英語でMBAを学ぶことで英語思考を獲得できる」

範芳銘さんのケース(54期生)

海外MBAを選んだ理由

最初から英語を使って学び、考えることで、英語思考となり、ビジネスの考え方や異文化に対する理解を深め、よりグローバルな発想を身につけたいと思った。

MBAの英語学習

MBAで用いられる専門用語には初めて耳にする言葉も多い。分からない用語は自分で調べて理解する習慣を身につけた。

修了後の感想

BOND-BBT MBAでは、英語環境で外国人の教授から学び、ディスカッションも英語で行われる。多様な価値観や考え方に触れられるため、異文化理解や柔軟な思考力が鍛えられる。海外留学や駐在の経験がなくても、英語でのビジネス環境を疑似体験できるため、今後の外資系企業への転職や海外赴任にも役立つ。

修了生が示すように、受講しながら英語を「使う」ことで、各スキルが自然と鍛えられます。 事前に完璧な英語力を身につけるのではなく、学びながら上達していくことが、最も効率的な学習方法だといえます。

 

英語力に自信がなくても海外MBAを取得するコツは学校選び

これまでの考察を通じて、英語試験のスコア取得のために1~2年間準備するより、できるだけ早く入学し、実践的に英語力を向上させる方が効率的だとわかりました。それでは、英語に自信がない人が海外MBAを取得するためには、どうしたらよいのでしょう?重要なのは、学校選びです。

学校選びの参考

☑️ 英語力に不安があっても学びやすいサポートがある学校
☑️ 講義を何度でも視聴できるオンライン学習環境が整っている学校
☑️ 英語スキルを向上させるプログラムが充実している学校

 

BOND-BBTの英語学習サポート

一般的な海外MBAでは、出願時にTOEFL iBTやIELTSなど、英語テストの高スコアが求められるため、英語力に不安がある場合は事前のスコア取得に1~2年の準備期間が必要 になってしまいます。しかし、BOND大学は、より柔軟な英語スコア要件を採用し、スムーズにMBA学習を始められる環境が整っています。

☑️ TOEICスコアの提出で対応可能
☑️ BOND University College(BUC)が実施する独自の英語試験「BUCテスト」で英語力を証明
☑️ 「AirCampus®」を活用し、講義を何度も視聴可能
☑️ 無料でライティングやプレゼンテーションの指導を受けられる「Academic Skills Center」の活用
☑️ ディスカッションを通じてスピーキング力を鍛えられるオンラインでの学習環境
☑️ 日本国内外の専門家(研究者や実務家)が解説する7000時間にも及ぶAoba-BBTコンテンツ「AirSearch」を補助教材的に視聴可能

※「BUCテスト」
Reading、Listening、Writing、Speakingの4項目を試験。 Speakingは、BOND大学の英語講師とオンラインで直接英語でディスカッションをします。Reading、Listening、Writingは、VERSANT試験を利用します 。BUCテストの日程は個人で調整可。成績は1週間程度で判明。

このように、英語に不安があるからこそ、学習の意味があり、卒業後は自分自身の成長を感じられるようになります。海外MBAは、「学んでから挑戦する」のではなく、「挑戦しながら学ぶ」ことができる場所。まずは自分にあった学校を探すところから、一歩を踏み出してみましょう。