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”MBAはリーダーにとって大事な視点が学べる” 卒業生の声 引田さん

引田幸治さん
ドイツ外資系精密機器メーカー 
Bond-BBT MBA 27期卒業生

今回、Bond-BBT MBA卒業生によるMBA体験記「私たちのMBA キャリアアップしながら日本で海外正式MBA取得」の発売を記念して、その著者である卒業生の方々にインタビューする機会をいただきました。

少し本編とも内容が重なるところがありますが、著者の皆さんが体験談を書いた今、MBAを挑戦したいと思っている方々に対してメッセージをいただきました。

── 簡単な自己紹介をお願いします。

ドイツ外資系精密機器メーカーでコントローラーの仕事をしています。現在は医療・食品の包装機器・検査機器事業部にてM&Aでの事業受入後、日本拠点の経営管理及び日本を核とした世界拠点網(ドイツ、米国、中国)の連結管理立ち上げに従事しています。

大学卒業後、自動車機器事業部・工場での予算・実績管理からはじまり、ドイツ本国への3年超出向を経験。その後日本本社での経営管理、総務所管中に分社子会社の代表として戦略的に会社清算を執行しました。社内で種々の部署を動いておりますが、管理部門、特に財務に特化しています。

── ボンドで学ぶ魅力について教えてください。

海外の正式MBAが働きながら獲得できるところにつきます。
また、異業種、異職種の仲間とのネットワークの構築も魅力の1つです。

── どのようにして働きながら学びましたか?

移動時間などの隙間時間を有効活用して学ぶのが肝!

サラリーマンであっても通勤の電車の中やテレビ視聴時間等、忙しいと思っていても何気に無駄に過ごしていた時間を主に学習時間に当てました。もちろん趣味の時間、家族と過ごす時間も少なからず犠牲にしましたが余りあるリターンを獲得できたと思っています。

引田さん

── 入学後、仕事に対する取り組み方に変化はおきましたか?

海外を含んだ他社の事業を買収するM&Aプロジェクトにアサインされた際には、MBAで学んだ知識を総動員して難題に立ち向かうことができ、大きな自信につながった。

取り組み方としては、全体的に効率をもっと追求するようになりました。昼食や夜の付き合いを最低限に抑え、なるべく残業しない働き方へは変化させることができました。知識と業務との融合という観点では、組織論や戦略人材管理など部下を含めた組織管理で日々感じている疑問点や問題意識をAir Campusでの議論にそのまま活用でき、逆に学習で得た体系的な知識を業務改善にフィードバックできました。

私の場合、キャリアにも変化が起きました。就学中にキャリア・アップ社内転職に成功し、海外を含んだ他社の事業を買収するM&Aプロジェクトにアサインされた折には、ファイナンス・ネゴシエーション知識を総動員して難題に立ち向かうことができ、大きな自信につながっています。今後、大前さんが著書「この国を出よ」、「稼ぐ力」でおっしゃっているように、いつ何時、どこででも食べていけるタフさをさらに磨いていきたい所存です。

── 最後に、ご検討者の皆さまにメッセージをお願いたします。

MBAはどんな職種の方にも必要なスキルや知識が学べる

MBAは私のような財務やマーケティングの一部の専門家にだけ必要な知識ではありません。マネージャー、リーダーとして会社全体を俯瞰する立場にある、または目指す人にとって、それを補完する知識・ネットワークがBond BBT MBA プログラムでは確実に得られます。

今回の出版にあたり、読者の方へ伝えたいことがあればお願いします。

普通の会社員でありながら本を出版するということに対して当初は気恥ずかしさもありましたが、なにか面白いものを残せればという想いで同期を中心にBondネットワークから著者を募りました。勉強当時の話だけでなく、仕事に対する考え方・私生活との関わり等ありのままを記しています。難解な理論本には書いていない生身の人間の声(悲鳴に近いですが)として、参考になり得ると自負しています。我々の体験談を読んでもらって前向きな気持ちになり、なにか生活に変化を起こしてもらえれば幸いです。

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