close

”一度しかない人生だから、MBAに挑戦しよう!” 卒業生の声 柿沼さん

柿沼岳史さん
伊藤忠商事株式会社
Bond-BBT MBA 27期卒業生

今回、Bond-BBT MBA卒業生によるMBA体験記「私たちのMBA キャリアアップしながら日本で海外正式MBA取得」の発売を記念して、その著者である卒業生の方々にインタビューする機会をいただきました。

少し本編とも内容が重なるところがありますが、著者の皆さんが体験談を書いた今、MBAを挑戦したいと思っている方々に対してメッセージをいただきました。

── 簡単な自己紹介をお願いします。

実際に経営に携わり「更にしっかりと経営を学びたい」と思ったのが、ボンドに入学する大きな動機となりました。

現在は総合商社食料カンパニーにて、業務用食品流通の業務に携わっています。食品メーカーの販売代理店となり、業務用卸、量販店、コンビニエンスチェーン向けに食材を供給することが主な業務です。加えて、海外事業会社管理、顧客の経営コンサルティングも行っています。現在は食料カンパニーですが、入社時は建設部に配属となりマンション開発業務に従事していました。しかし、社内の事業再構築により入社10年目で食料へ異動しました。異動直後は異業種での仕事に慣れず失敗ばかりでしたので「ビジネスを学ばなければいけない」とBBT「問題解決必須スキルコース」を受講、ビジネスを勉強することの楽しさ、大切さを学びました。その後、子会社出向、子会社社長、経営企画等を経て現在の業務についています。

特に2004年から2007年まで務めた子会社社長時のチャレンジと経験は自分の人生を大きく変えるキャリアでした。

── ボンドで学ぶ魅力について教えてください。

ボンドの魅力は三点あります。

1. 日本語と英語で学べることです。

私は英語が苦手でしたので、100%英語のMBAは正直自信がありませんでした。一方、グローバルに活躍するという目標に対して、日本語だけのMBAは不満がありました。そのため、日本語と英語半々で学べるというプログラムは私にとって理想でしたし、英語を学びながら上達させたいという人には最高の場だと確信しています。

2. 大前研一さんから直接講義を受けられることです。

もちろん、Webを通じてとなりますが、経営戦略の授業において、毎週、大前さんが解説されるRTOCSは生きたケーススタディであり、実務に即役立つ有益なものでした。

3. オーストラリアで学ぶスタディツアーです。ゴールドコーストの美しいキャンパスでの授業は仕事に追われる日々から解放され、勉強に集中出来る素晴らしい環境でした。

通常の授業に加え、「オーラルプレゼンテーション」というプレゼン手法を学ぶ授業での講義は非常に勉強になり、帰国後ビジネスでのプレゼンで自信が持てるようになりました。

柿沼さん

── Bond-BBT MBAへの入学の決め手は何でしたか?

自分のキャリアを中断することなく受講できるし、費用も安い。後は講師陣の質が高いこと。

MBA取得を考え、2年間海外の大学に行くことも考えましたが、Bond-BBT大学院のMBAプログラムなら自分のキャリアを中断することなく受講できるし、費用も安い。そして何より、他のビジネス系スクールよりも講師陣の質が高い。大前研一さんを筆頭にすごい方々が揃っていて、その講義を受けられること自体が魅力的だと思いました。

受講生の質の高さにも驚いた。

実際に受講が始まると、グループワークやボンド大学でのスタディツアーで会う受講生の質の高さにも驚きました。それまで、実業家の方や企業の中核的なポジションで活躍されている方に会う機会はあまりなかったので、そういう方たちと会っていろいろな角度から生々しい話を聞けるのがうれしく、本当に刺激的でした。

── どのようにして働きながら学びましたか?(仕事や家庭のバランスなど)
また働きながら学ぶメリットはどんなところにあるとお考えでしょうか。

メリットは「学んだことが即ビジネスで使うことが出来ること」です。

MBAで学んだことも知っているだけでは何の意味もありません。学んだことを実践する、応用して自分のビジネスで使ってみることが大切です。働きながらであれば、それが容易に出来るのです。一方、仕事が忙しい時には学びが浅くなるというデメリットも当然あります。あとはどちらのメリットデメリットを取るかが判断となります。

もちろん、働きながらの勉強でしたので、家族にはいろいろと負担を掛けました。しかし、ボンドは自宅で勉強、試験を受けることが多いため、学んでいる後姿を家族に見せることが出来ました。妻子もこの学んでいる姿を実際に見ることで、理解、協力も深めてくれました。これも一つのメリットだと思っています。

柿沼さん4

── 入学後、仕事に対する取り組み方に変化はおきましたか?

自分よりも更に高い視点から物事を見るようになりました。

仕事に関する取組姿勢は変わりました、具体的には「あなたが社長だったら、事業部長だったらどう考えるか?」ということを常に考えるようになりました。子会社の社長時代は当然いつも考えていましたが、大きな組織に戻るといつの間には自分が歯車の一つになっていました。経営者・リーダーを目指すためには、常に自分より二つ上の視点で考える必要があります。ボンドでの学びはそれを気づかせてくれました。

── 最後に、ご検討者の皆さまにメッセージをお願いたします。

一度しかない人生だから、挑戦しよう。

一度しかない人生です、「海外MBAに興味を持ったならボンドに挑戦せよ」です。日本にいながら海外MBA取得は以前では不可能でした。また、海外MBA取得出来る人は企業派遣や金銭的に裕福な人に限られていました。それが、その気になりさえすれば誰にでも門戸が開放されたのです。

しかし、時間捻出や仕事の忙しさ、あるいは年齢で躊躇されている方も多いでしょう。そういう方には「自分を10歳年上から見る」ことをお勧めします。私がボンドに入学したときは42歳、十分オジサンでした。しかし、10歳年上の52歳からみたらメチャクチャ若い。42歳の私が52歳の人と話したらこう言われたでしょう。「君はまだ42歳か、若くて良いね。私がもし42歳だったら何でもするよ、挑戦するよ。まだ若いのだから思い切ってやりなさい」と。そうなのです、自分より10歳年上から見たらまだ若く、まだチャンスに溢れているのです。だから、迷っているなら行動を起こして欲しい、と強く願っています。私もボンドへのチャレンジを決意するまでは皆さんと同じでした、そして私は行動しました。次は皆さんの番です。

この本はボンド卒業生がそれぞれの体験ストーリーを本音で語ったものです。12人いれば12通りのストーリーがあり、皆それぞれチャレンジと行動を続けMBAを取得しました。この本を読み「少しばかりの勇気とお金と地道な行動があれば、誰でも海外MBAが取得出来る」と身近に感じてもらえたら幸いです。

BOND-BBT MBA TOPへ