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【第3部】Bond-BBT MBAで得られたと思う4つのこと。(修了生/早嶋聡史さん)

今回ご紹介するのは、先週・先々週に引き続き6期生の早嶋聡史さんです。より良い自分になるために、経営者としてもコンサルタントとしても日々自己研鑽を怠らない早嶋さん。だからこそ、Bond-BBT MBAの修了生をはじめ、多くの方々から慕われ、ご相談を受けることも適切なアドバイスをいただけることも多いのかもしれません。

早嶋さんは、Bond-BBT MBAでの学びを通して4つのものを得ることができたのではないかとおっしゃられています。それは何なのでしょうか?インタビューの最終回となる今回は、その点についてご紹介をいたします。

▼これまでの記事はこちら
【第1部】中小企業の経営者の力になりたい。
【第2部】昨日の自分より成長している自分に、今日はなっていたい。

Q. Bond-BBT MBAでは何が得られ、今の仕事でどう活きていますか?

4つあると考えています。

まずはネットワークです。Bond-BBT MBAでは様々なバックグラウンドの方と出会うことができます。ある意味、変わった人も多いかも。プログラムや同窓生に対してロイヤリティを感じている方も多くいらっしゃるかと思います。お互いがお互いに貢献し合おうというような空気があります。また、例えば会社の同僚や上司のような利害関係がないですし、年齢の違いは関係なくなるので、肩書なしで議論できる良い環境がありますね。このような場以外では、なかなか得ることができないことだと思います。

次に、物事に対してのゴール設定(構想)を考えられるようになったこと。入学当時は26歳、会社勤めをしていたので自分が取り組むべきことはトップダウンで降りてきていました。でも、Bond-BBT MBAでの学びを通して「あ、自分でゴール設定をして道を切り拓いていっていいんだ。」ということに気が付くことができました。

そして、ポジティブシンキング。経営者が課題解決に取り組むケースを勉強していると、目標と現実に大きな隔たりが大抵あります。最初の頃は恥ずかしながら「バカだなぁ」なんてことを思っていました。そんなにギャップがあるのなら、目標達成なんてできないよ、と。でも、同期の方と議論をしていると「そのギャップをどう埋めていくか?」という話が必ずといってよいほど出てくる。経営をするって、経営者って、そのようなものなのだと強く感じさせられました。

最後に、視点を得られたことですかね。知識については起業してからの方が勉強していると思いますが、限られた期間内で様々な分野の知見を一通り詰め込んで学んだからこそ視点をもてるようになりましたし、より高い精度で当たりをつけられるようになりました。明確ではないけれど、「ここに問題があるのでは?」という仮説が持てるようになりました。仮説を持てたら、それを専門家に聴くか、自分で勉強して検証・解決に向けて動きます。研修をしていると、「なぜ、そのような切り口で考えられるのですか?」と聞かれることも多いのですが、それもベースをしっかり学んだからだと思います。

入学前に、外資系のキャリアコンサルタントに自分の仕事や考えなどを話して市場における自分の価値を聞いてみたことがあったのですが、その際に「価値なし」と言われて衝撃とともに危機感を強く抱いたことがありました。MBAプログラムで学ぼうと思ったきっかけのひとつなのですが、今振り返ってみても、学んで良かったと思いますね。

Q.早嶋さんが現在描かれている、今後の夢や実現されたい目標を教えてください。

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45歳までにコンサルティングの仕事を整理したいと思います。仲間にノウハウを落とし込み、会社に仕組みを構築していくことを考えています。時間の使い方を変えるためです。

今は会社での仕事にかけている時間が本当に多いのですが、妻との時間を割くことにこれからシフトしていきたいと考えています。妻はお菓子づくりをしていて販売もしています。有名店と比べても負けないくらい美味いんですよ!これまでも週末はチラシ配りなどを手伝っていたことがありましたが、もっと一緒にやっていきたい。そのためには自分の強みで勝負し、より稼げる仕組みを作り上げていく必要があります。自分の場合、7年周期でフェーズが変わる波が来るようなのですが、それが次は45歳。現在は「1を10にするフェーズ」だと思っています。45歳までに、より稼げる仕組みを作り上げておきたいですね。また、稼いだお金を次世代を担う若者に投資をしていきたい。

そして、2人いる子どもには自分で考えることができるような人に育ってもらいたい。妻との時間を大切にしていきながら、そのようなことができるようにしていきたいです。

これからが本当に楽しみですね。

理屈の世界は感情の世界のひとつ。(Bond-BBT MBA事務局より)連載の最終回である今回の記事、いかがでしたでしょうか?

記事内ではご紹介できませんでしたが、インタビューの最後に早嶋さんは次のようなこともおっしゃられていました。

「健康、睡眠、思想は重要です。身体を活かすためには思考は必要、精神の安定は不可欠。いずれも関係していて、どれかが欠けていてもいけないと思います。身体を鍛えたり、勉強して思考を鍛えたりするだけではなく、例えば芸術鑑賞やお茶、禅や文学など、穏やかな境地に達するための努力も必要なのではないでしょうか。」

MBAプログラムでの学びは、あくまでもひとつの要素。仕事で高いパフォーマンスを発揮し、充実した日々を過ごしていくためには、思考以外もしっかりと鍛えていく必要があるのだと思います。皆様は、そのために何か取り組まれていらっしゃいますでしょうか?

より良い自分になるためにご多忙な中でも学び続ける早嶋さん。その姿を本当に見習いたいと思います。

お仕事が本当にお忙しいかと思いますが、早嶋さん、お身体にはくれぐれもお気を付けください!今後のますますのご活躍をお祈りしています!!

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【第1部】中小企業の経営者の力になりたい。
【第2部】昨日の自分より成長している自分に、今日はなっていたい。

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