【受付終了】成功するまで挑戦を続けるためには?
~リスクマネジメントとしてのビジネスモデルデザイン~
Bond-BBT MBAプログラムでは、2016年10月より、Business Model Designという日本語の選択科目を新設します。本科目では、新規ビジネスの開発、あるいは既存ビジネスの戦略転換に際して、検討すべきコアとなる製品・サービス、収益モデル、バリューチェーンなど、様々な各要素のつながりを理解した上で、どのように一つのビジネスモデルとして総合設計<デザイン>していくのかについて学びます。本科目の開講記念セミナーとして、第1回、第2回とお送りしてきましたが、今回で第3回目、そして最後のセミナーとなります。
ご登壇いただくのは、新潟大学大学院技術経営研究科特任准教授、そして慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科講師の東瀬 朗先生です。ご専門は、安全文化・組織文化、チームワーク、システムデザイン論。授業では、市場創造のためにいかに社会ニーズを発見するのか、コアバリューはいかに設計するのかなどについて学びます。
今回のセミナーでは、ビジネスモデル・デザインを学ぶ前の第一歩として、リスクマネジメントという視点からフレームワークやビジネスモデル・デザインについてお話いただきます。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
という言葉があるように、成功するビジネスモデルは必ずしもロジカルに導かれるものではありません。必ず成功する手法が存在しない以上、成功するまで挑戦を続けられることが重要であり、挑戦を断念せざるを得ないような致命的な失敗をいかに回避するかを一生懸命考える必要があります。
ビジネスモデルのデザインやイノベーション手法として、多くのフレームワークやメソッドが提供されています。これら方法論を一度「挑戦を続けるためのリスクマネジメント手法」として考えることで、さまざまな方法論の学び方・使い方が大きく変わります。
セミナーでは、いくつかのフレームワークやメソッドの背景を読み解きながら、なぜビジネスモデルのデザインを行うときにこのような方法論を使った方がよいのか、また多くの人が方法論を使う際に陥る落とし穴を整理し、議論を行います。また、「抜け・漏れに早く気付き、必要なピースを埋める」「議論の内容を整理し、チームやステークホルダーの認識を揃える」「筋の良くないアイディアを早めに失敗させ、方向転換を速やかに行う」などこれらの方法論が持つ隠れた機能を見ることで、リスクマネジメントとしてのビジネスモデルデザインに光を当てます。
本セミナーを通じて、みなさんが講義「Business Model Design」やMBAプログラムでさまざまなフレームワークやメソッドを学ぶ意味と、それをどのように実社会で適用するかについて新たな視点を得ることが可能です。
【日 程】 8月25日(木)19:00~21:00
【参加費】 無料
【対象者】 ・Bond-BBT MBAプログラムの検討者/受講生/修了生
・MBA検討者
【定 員】 東京会場・オンライン会場 各30名 ※先着順
【会 場】 ・東京会場(BBTラウンジ)
〒102-0084 東京都千代田区二番町3番地 麹町スクエア1F
http://www.bbt757.com/company/pdf/koujimachi.pdf
・オンライン会場(USTREAM)
URLは申込者の方に前日お送りします。
プロフィール
東瀬 朗 氏 (とうせ あきら)
新潟大学 大学院技術経営研究科 特任准教授
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科講師(非常勤)民間企業で内部統制コンサルティング等を担当後、2008年に開設された慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科にて修士号(システムエンジニアリング学)を取得。慶應義塾大学研究員、同大学院特任助教などを経て2016年4月より現職。その他、内閣府経済社会総合研究所客員研究員(2013年5月~2016年3月)・安全工学会保安力向上センター研究員として、安全文化・組織文化・イノベーション手法などに関する調査・研究及び現場での普及・実践を行っている。専門は、安全文化・組織文化、チームワーク、システムデザイン論。