【第2部】昨日の自分より成長している自分に、今日はなっていたい。（修了生／早嶋聡史さん）

Q. 経営者として、そしてコンサルタントとして仕事をされていく上で心掛けていることは何ですか？

コンサルタントとしては、対自分と対顧客の2つの視点が考えることができます。

まず、対個人としては「昨日の自分より成長している自分に今日はなっていること」ですかね。毎日1％ずつでも成長していれば、短期的にはわずかな成長かもしれないですが、もう少し長い目で見ると大きな差につながっています。少しの努力を継続していくことが力になります。でも、それをやっている人は少ない。だからこそ、力に差が出てきます。また、対顧客においては、お客様のことがわからないならわからないなりに、お客様の立場に立って考えるようにしています。

経営者としては、まず人的ネットワークを築くこと。Bond-BBT MBA修了生とのつながりも本当に大切です。様々な専門性や強みをお持ちの方々がいらっしゃいますが、それぞれの専門性や強みを活かし合える関係はとても貴重です。いつも適切なアドバイスをいただいています。

また、一緒に働く仲間がよりハッピーに働く環境を整えていくことも重視しています。固定Feeに加えてその方の成果に合わせた変動Feeを設定することで個人の成果をしっかりと還元していきながら、一人だけでは取りに行くことが難しい案件を取りに行く。そうしながら成功体験を積んでいくことで、「また面白い案件を取りに行きたい！」と社員全員が思ったときに、会社はより良い形になっていると思うのです。それは社員同士だけではなく、外部パートナーも含めてですね。社員に対しても、私はいつ独立しても良いということを伝えています。なので、社員というよりもパートナーとして一緒に働いている感覚が強いですね。

そのような意味では、独立心旺盛な人と働きたいなと日々思っています。なので、例えばFacebookグループで修了生がビジネスプランを出していると面白そうなものにはチャチャを入れに行きますし、将来的なビジネスパートナーになる方がいないか日頃開拓をしています。そのような取り組みもあってか、年に3～4名は修了生の方々が事業について相談にいらっしゃることもあります。私は今の時点ではすぐにFeeにならなくても良いと思っています。因果応報というのですかね。仏教的な考え方がしっくりきているのですが、Feeなしでもアドバイスなどを通してその方に貢献をしていくことが、きっとそのうち自分にも戻ってくるのではないかと考えています。

自分は常に「Pay Forward」の精神でことにあたっています。自分ができることはどんどん積極的に外に出していくのです。そのようなことをするようになるまでは、経営もなかなか厳しかったのですが、それができるようになってから、経営する会社全体が順調に回り始めました。本当に大切なことなのだと思います。

Q.Bond-BBT MBAのネットワークを活かして仕事をされることも多いのですね。実際にビジネスパートナーとして一緒に働かれることもあるのですか？

ありますね。修了生が起業した会社とパートナー提携をして都内の企業研修案件を一緒に創り出していくこともしますし、自分が仕事を他の修了生にお願いすることもあります。

Bond-BBT MBAにはメーリングリストやFacebookなどのSNSのグループがあるのですが、その中でやりとりがされている情報を得て整理もしていますね。本当に貴重です。自分にとってのメンターもいます。一緒に事業を立ち上げることもありますね。

少し話は変わりますが、Bond-BBT MBAで学んでいたときも、期をまたいでファイナンス勉強会をしていたときもありました。10～20名くらいでしたが、その方々とは今でもつながっていて、よくお会いしています。

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