Curriculum

Management of Innovation

イノベーションマネジメント

科目概要

現在は、どの分野においてもテクノロジーが競争戦略の重要なファクターの一つと見なされるようになりました。既存の企業はもちろん、新興ベンチャーにおいても、その企業のなかで、いかにテクノロジーやイノベーションをマネジメントしていくかということに焦点があてられています。本科目では実在の企業をケースとして、イノベーションを起こす力はどのように醸成することができるのか、イノベーションはいかにしてマネジメントできるのかについて学びます。

主な講師陣

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中川 功一

BOND-BBT MBA講師(Management of Innovation、Business Model Design担当)
2008年東京大学大学院経営学研究科修了。経営学博士。駒澤大学講師などを経て現在、大阪大学大学院経済学研究科准教授。
日本企業にまつわる経営課題、イノベーションの促進・阻害要因の研究で世界的に評価を受ける。Association of Japanese Business Studies 2016(日本的経営の国際学会)及びEuro-Asia Management Studies Association 2016(欧州・アジアの経営学国際学会)で論文賞を受賞。「アカデミーの力を現場に」を、信念に、教育面では「現場で役立つ経営学」を教え、研究面では「現場で活きる理論」を創出。専門はイノベーション・マネジメント、ビジネスモデルデザイン、経営戦略、国際経営等。『はじめての国際経営』(林正他との共著、有斐閣)、『新興国市場戦略論 拡大する中間層市場へ・日本企業の新戦略』(天野倫文他との共編著、有斐閣)発売中。

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藤井大児

岡山大学経済学部経営学講座 助教授

一橋大学商学研究科修士課程修了、一橋大学商学研究科博士課程修了(博士(商学))
専門はイノベーション論、研究開発の戦略と組織。製品開発を中心として、イノベーションの発生過程を経営学的に分析する作業を行っている。主要著作に『技術的イノベーションのマネジメント パラダイム革新のメカニズムと戦略』(中央経済社)、「『ファイナル・ファンタジー』の誕生:株式会社スクウェア」米倉誠一郎編『ケースブック 日本のスタートアップ企業』(有斐閣)、松田陽一・藤井大児・犬塚篤編著『リーディングス組織経営 改定版』(岡山大学出版会)など。